魔装機神 風
スーパーロボット対戦オリジナルサーガ
マサキ=アンドー:♂(CV緑川光)
クロ(雌猫):♀(CV佐久間レイ)
シロ(雄猫):♀(CV折笠愛)
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
- マサキ「(伸びをする)んん~。ふぅ。今日もいい風が吹いてるなぁ。
- (タイトルコール)スーパーロボット大戦オリジナルサーガ
- 魔装機神 風。」
- シロ 「(遠くから)マ~サキ~?マサキ~?」
- クロ 「こっちの方かニャ?マサキ~?」
- シロ 「あ!いたニャ!マサキ~!?」
- マサキ「・・・ZZZ(寝息)」
- クロ 「こんニャところで寝て・・・まったく。」
- シロ 「マサキ~?起きるニャ~」
- マサキ「・・・むにゃむにゃ。
- (寝言)・・・伊達じゃねーんだよぉ・・・」
- クロ 「仕方ないニャ。シャキン!!えいっ!」(マサキの顔を引っかく)
- マサキ「!?いってぇぇぇぇぇぇ!!」
- シロ 「起きたニャ?」
- マサキ「シロ!クロ!なにすんだ。も~」
- クロ 「こんニャところで、寝こけるマサキが悪いニャ」
- シロ 「お昼寝したくなる気持ちは、わかるけどニャ。
- すぐ迷子になるくせに、ふらふらといなくなるからニャ~。」
- マサキ「うっせぇ!ていっ!」(シロの頭を小突く)
- シロ 「ウニャ!?」
- マサキ「一言余計だっつーの」
- クロ 「まったく、探したニャよ!」
- マサキ「おお、それは悪かったな。気がついたら、
- 寝ちまってたみたいだ。」
- シロ 「今度、昼寝するならさそって欲しいニャ」
- マサキ「別に昼寝目的だったわけじゃねーよ。
- 色々あったなって考えてただけで・・・」
- クロ 「ニャ!?マサキが考え事!?」
- マサキ「おい、俺でも考え事くらいするって~の?」
- シロ 「明日は雨かニャ~?」
- マサキ「おまえらなぁ。・・・俺もさ、小さい頃はロボットとか、
- 憧れてたりしてたこともあったんだよ。」
- クロ 「へぇ~」
- マサキ「正義の味方で悪い奴をやっつける!
- なんてアニメとかもよく観てたりてさ。」
- シロ 「確かに、好きそうだニャw」
- マサキ「かっこいいロボットに乗って、空も飛んで、風になる!
- みたいな・・・な。」
- クロ 「実際に風のサイバスターに乗ってるニャ。」
- マサキ「ああ、そうだな。俺の憧れたとおりだ。」
- シロ 「あ、だから思わず地球5周もするニャ」
- マサキ「シロ・・・でめぇは・・・」(シロの顔をわしづかみにする)
- シロ 「ブニャァ」
- マサキ「でも、憧れだけのやさしいもんじゃなかった。」
- クロ 「マサキ・・・」
- マサキ「命を左右させる。兵器だ。」
- シロ 「・・・マサキ、怖くなったかニャ?」
- マサキ「・・・ああ、そうだな。たしかに、怖ぇえよ。
- リカルドのおっさんや、他の奴らみたいに、いつ俺も・・・」
- クロ 「マサキ・・・。マサキには選ぶ権利があるニャ。」
- マサキ「選ぶ・・・権利?」
- シロ 「マサキは地球人にゃ。そのまま地球に帰ることも出来るニャ。」
- マサキ「・・・なぁに言ってんだよ。怖さを知ったからこそ、
- 俺はサイバスターに乗るぜ!
- 俺にしか出来ない事もたくさんあるしな!」
- クロ 「それでこそ、マサキだニャ。」
- マサキ「確かに、奪っちまうものもあるけどよ。
- この手で守れるものがあるなら、守ってみせる。」
- シロ 「そうニャね。だからこそ、マサキが選ばれたんじゃニャ~か?」
- マサキ「そうだな。俺は選ばれてここにいるんだな。」
- クロ 「そこで調子に乗ると、痛い目にあうニャよ!」
- マサキ「わかってるよ!」
- シロ 「じゃあ、早速行くニャ!」
- マサキ「え?行くって・・・どこにだよ?」
- クロ 「はぁ・・・。忘れたのかニャ?見回りに行く時間ニャ!」
- シロ 「そうニャ!だから探したんニャよ!」
- マサキ「あっ!いけねぇ・・・。そういえば。悪ぃ。」
- シロ 「これだから。マサキだけじゃ、心配ニャ。」
- クロ 「しょうがないにゃ。しっかりサポートするニャ!」
- マサキ「頼りにしてるぜ!クロ!!シロ!!」
- シロ 「任せるニャ!」
- クロ 「最後まで付き合うニャ。」
- マサキ「サイバスター。お前も、俺に付き合ってくれるよな?行くぜ!
- 風の魔装機神は伊達じゃねぇってみせてやるぜ!」
終